Voyager

海外院進を志す女の子

スタンフォード大学訪問

こんにちは。takeshiho0531です。

実は4/21-25で、かの有名なスタンフォード大学を訪れていたのですが、今回は (出張報告を書かなければいけないらしいのでそのついでに) そのことに関する記事を書こうと思います。

訪問のきっかけ・目的

東大の電気系工学専攻の小菅研究室で半年ちょっと前からインターンとしてお世話になっているのですが、ここがスタンフォード大学Prof. Priyanka Rainaの研究室と (IBM TJ Watson Research Centerと) 共同研究を行うことになり、それがきっかけで東大とスタンフォード大のVLSI research groupで(closed) workshopが開かれていて、それに参加してきました。私も発表の機会をいただき、半年間で行ってきた研究の成果についてのプレゼンを行いました。 (こちらは論文を書く予定なので詳細に関しては投稿後気力があれば書きますがここでは触れません。)

感想

学業面

自分の発表に関して

プレゼンの内容に関しては何度も何度も先生とやりとりをして推敲 (?) していた上に事前練習もそこそこしていたので、発表時は緊張することはほとんどなく自信を持って話すことができました。参加者の中で学部生は私だけで学生もスタンフォード大学Ph.D.の学生がほとんどだったので私が圧倒的にペイペイでしたが、そんな中東大・スタンフォード大の超有名な先生方が私の話を聞いてくれているということに発表中はかなり興奮していました。

大変なのは質疑応答でした。私が今まで気にもしなかったポイントなどを質問されて、しかもそれに対する返答を英語で上手く伝えられず、かなり自分の無力さみたいなものは感じました。 (答えられない質問は先生に助けてもらってました...) まぁでも落ち込んでも仕方がないので、たくさん質問が来たということは、何を言っているのかさっぱり分からないというような発表ではなかったということだし興味を持ってもらえた証拠に違いない...!と思うことにします...

他の人の発表に関して

(軽い時差ぼけのせいでうっすらずっと眠かったです.............)

スタンフォード大のPh.D.の学生の研究内容の発表を聞く時間が長かったですが、自分の知識不足であまり何を言っているのが分からない部分がかなりあって、ここが今回の訪問で最も敗北感を抱いた部分でした。CGRAに関してどうこうという発表でもCGRAに関してほとんど知識がなかったのであまり何を言っているのか分からなかったですし、コンパイラに関しての話も私がそもそもコンパイラを書いたことがなくて全体的にどこがポイントなのかあまり分からなかったりしました。特にコンパイラに関しては、普通のCSの学生だったら学部の授業や演習で散々やらされる内容だと (勝手に) 思うのですが、私はまともなCSの教育を受けておらず手が回っていない分野だったので、ここのコンプレックスをまたもやかなり感じてしまいました。自学しろという話なんですが、インターン等の実践経験をたくさん積んでそこで必要な時に必要なものを吸収するというスタイルをベースでやってきてしまっていて、あまり自学の時間が取れてないことを反省するばかりです....

Prof. Priyanka Rainaの研究室は回路レベルのレイヤーの研究が盛んなのかなと思っていましたが、高位合成などのソフトウェアとハードウェアの境界部分のレイヤーの研究も盛んなんだなぁと思いました。

また、スタンフォードPh.D.の学生のレベル感が分かってかなり良かったです。多分スタンフォードにも出願することにはなると思うので、足りない部分しか感じませんでしたが、足りない部分がかなり具体化されたので行ってよかったなぁと思いました。

その他 (学業面)

先生方の質問がかなり鋭いものが多く、発表の中でどこに特に注目すべきなのかが一瞬で見抜けるんだなぁと思いました。さすがだなぁと思いました、経験を積んであのようなレベルに達することができるように頑張りたいですね...!

生活面

大学内

とにかくすごく広い大学で、街の中にある東大とは全く違って、森の中にあるパークみたいでした。赤い屋根にクリーム色の壁の建築物がとても多かったです、スパニッシュ・コロニアル様式って言うみたいですね (教養がない...)

スタンフォードと言えばここ!みたいなところ

Hoover Towerからの眺め

Memorial Churchは中のステンドグラスがとても美しかったです.... (入れる日と入れない日があるのでご注意ください..)

Stanford Memorial Churchの内部

大学で売っていたカリフォルニアタコスなるものを食べましたが、残念ながらまずかったです... ビーガン向けでせっかく豆とか野菜とかしか入ってないのに、とてもベタベタしたソースやチーズがかかっていて気持ち悪さが長引きました....、あと個人的にはあの豆の使い方は美味しくないと思います

カリフォルニアタコス

発表をした場所はDavid Packard Building (David Packardはヒューレット・パッカードの創業者、あのパソコンでよく見るhpのロゴの会社ですね)というelectrical engineeringの建物だったのですが、1階はBytes Cafeというのがありました、らしい命名ですね()。

David Packard Building

Bytes Cafe

大学外

The Cardinal Hotelというところに泊まったのですが、fancyなホテルでした....、ベッドが最高で良く眠れました....! (先生ありがとうございます.....感涙)

The Cardinal Hotel

晩御飯はカリフォルニアロール (正確にはカリフォルニアロールの上にサーモンとレモンが乗っていてSakura Rollとして売られていました)、飲茶、フォーなどを食べました。そういえばカリフォルニアロールのお店では天ぷらも売っていましたが、パン粉?がついていて、食べた人はケンタッキーのクリスピーみたいな衣だと言ってました....

Sakura Rollなるもの (カリフォルニアロールの亜種)

全体的に体感として物価がとても高かったです。朝ごはんはチーズとハムをパンに挟んでサンドウィッチを作ろうと思っていたのですが、買ったチーズとハムが美味しくなかったので泣く泣く食べました。そのあとは本当に果物しか信じられなくなっていました....。海外に住むとなっても自炊すれば不味くても余裕では、と思って最近自炊に励んでいましたが、割と売ってる食材自体結構違いそう......

whole foodsというスーパーでの商品の一部

その他

先生方とホテルで部屋飲みしたのが割と面白かったです、電気系の先生は割とおしゃべりな印象があるのですが、こちらが特に何も言わなくても人生の蘊蓄など含めてずっと面白い話をしてくれてとても楽しかったです。個人的にはikd先生がとてもマルチタスク聖徳太子みたいですごいなぁと思ったりもしました。

今回の旅にはkdmt先生も参加されていて、kdmt先生が共著で書かれた本なども持っていたので、若くて天才型で近寄り難い感じなのかな?と会う前は実は思っていたのですが、たくさん自撮りをしていて可愛い先生だなと思いました。

空港に行くまでにはkjm先生に航空会社の会員ステータスについて語ってもらい、赤組・青組・紫組・修行とかについていろいろ知れました。全く知らなかった話だったのでとても面白いなと思いました。kjm先生のステータスのおかげで(なんとダイヤモンド...!)、ついでに私もラウンジを使えたのですが、ラウンジのご飯がアメリカで食べた中で一番美味しかったです....

チップを払うために、サンフランシスコの空港で現金をドルにexchangeしたのですが、手数料を馬鹿みたいに取られた(20ドルくらい)上に、チップも普通にクレジットカードで払えたのですごく損をしました...。とりあえずどうせまたすぐにアメリカには行くと思うので日本円には戻さずに米ドル紙幣のまま持ち帰りました....。

あとは、10時間越えのフライトで、腰が砕けるかと思うくらい痛かったので、次からはちゃんと湿布を持っていこうと思いました。





なんかまとまりのない感じになってしまいましたが、今回の記事はここまで。

まとまりがなく書き殴ったみたいな拙い文章ですが、最後まで読んでくださってありがとうございます🤲